渚の現場裏話
さてさて、
渚音楽祭が4/16に終了いたしましたが、
1万8000人前後の集客があったんだって。
「今年もいよいよ野外が始まった〜」
ボクの仕事もボチボチ忙しくなってきました。
ご来店頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。
だいたいこの規模のイベントになると、
1000食前後のカレーを用意することになるんです。
一人でタマネギ100kgの仕込みも、もはや慣れっこ。
でも問題は現場でのご飯の供給なんです。
現場では水を無駄に使うことができないので、
ボクらのような商売では無洗米を使うことになるわけです。
普通米よりも美味しくないんですが、
環境的に妥協しなければならない状況も多々あります。
しかもガス炊飯器で連続して炊かないと供給が間に合わなくなるんだけど、
ここに無洗米ゆえの落とし穴が隠されているんです。
普通米と違い、無洗米は機械でヌカの部分を取り除いているけど、
実際に水に浸すとかなり白く濁るんです。
洗わなくていいといえども、かなり気になる白さ。
いわゆるデンプン類の粉がモワ〜と出るわけなんですが、
そのまま炊くと粉が下に沈殿して、
上にある米達よりも早く熱せられてしまう。
ガス炊飯器の場合、
釜底に接している「ヘソ」のスイッチ部分が、
133度でガスの供給をストップする仕組みになっているのが殆ど。
しかし無洗米特有の粉が釜底で幕を張って、
普通米よりも早く133度に達してスイッチが上がってしまうことがある。
当然ご飯は炊き上がる前にスイッチが上がってしまっているので、
火が通りきらずに芯の残った固〜いご飯になることがあるわけです。
これがもし、お客様の並ぶドピークに起きると、
ご飯切れの札を出してお断りをしなくちゃならない。
せっかく食べたいと言ってくれているお客様を、
炊きあがるまでお待たせするなんて、こっちもツライ。
だからこんなトラブルを防ぐには、
炊飯器のスイッチを氷などで急冷することと、
無洗米でも白い粉を一度は洗い流すしかないわけです。
米を入れて一定量の水を入れるだけじゃ事故が起きる。
カレーの温めの供給とご飯の連続炊き。
ビッグイベントの裏側はまさに戦場。
どんなアクシデントが起きても、
どんなに忙しくても、
笑顔だけはいつも同じでありたいものですw。
「いらっしゃいませ!」と言わずに、
ボクが「いらっしゃいましぃ〜〜〜」なんて言ってたら、
多分裏でなにかトラブっているときですw。
にんにん。



コメント
いつもいつも、どこかのイベントで見かけるたびに、うれしくなります。ステキな笑顔に吸い寄せられて、ついついランチ、夕飯はカレーになります。渚お疲れ様です。去年も、今年も渚ではカレーです。
あと、アースガーデンでも☆HPができていてびっくり。
渚の帰りにごちそうさま、と一言いう勇気がなかったのでここでッ失礼します~。
投稿者: わんこ。 | 2006年04月24日 03:17
わんこ。さん、ごちそうさまどころか、歯に衣着せぬ味に関しての感想等もいただけると、今後の励みになりますので、いつでも声かけて下さいね。ありがとうございます!
投稿者: KUMINSOUL a.k.a. TAKUYA | 2006年04月24日 17:24