MYSOUL

KUMINSOUL 主宰者たくやの日記です。

飲食業界の大波

最近はもっぱら140文字以内で、つぶやいてばかり。
たまには腰を据えて日記を書こうかと思うんですが、
これまたどうして、なかなか。
http://twitter.com/KUMINSOUL

1、2月は良しとして、始まりました3月。
今年は1年を完全に4つに分けて、
3ヶ月ごとにいろんな角度からお仕事を客観視して、
着実なペースで進んでいこうと、動いておりやす。

お店の方はといいますと、とにかく「気持ちのい〜お客様」が多くて、
コチラも気持ちい〜感じで楽しくやってます。

3月は新メニューやら、火曜日限定の新店舗(←これは便利)やら、
マイペースな感じですが、春を前に力を入れすぎずにチャレンジしていきます。

本日はFull Of Harmonyのリードヴォーカル、MIHIRO君の(みひろ、じゃなくてマイロね)、
バックヤードサポートで東京マイロクラブ@赤坂BLITZに、
美味しいご飯を届けてきます。
http://ameblo.jp/mihirornbboy/page-1.html#main
とにかく、努力家です。そしてとにかく歌がウマ過ぎなのです。

音楽も飲食も好みの分かれる,多チャンネルな業界ですが、
うまいものはうまい! いいものはいい!
それでいいと思ってます。

こと飲食業界においては、激動の時代になっていて、
完全に「うまい!」か「うまくない!」かが求められる、
とてもシビアな世界になっていくと思っています。

「食べログ」をはじめとする口コミが大きく信頼される風潮になり、
小さくてもうまい店を探すお客様の目が、どんどん増えている。
Twitterもそうだけど、口コミのスピードが鬼のように速い。
「まずい!」という情報も、凄いスピードで広まってしまう。

チェーン店や多店舗展開をしているお店でも、
中途半端な味では完全に淘汰されてしまう時代がやってきています。

逆を言えば、世界に一つしかない小さな規模で、
真面目にやっているお店のチャンス到来なわけです。

「デフレだ、不況だ」は、例えばカウンター5席で1人で切り盛りしているような、
小さなラーメン屋にはあまりそれが関係がない。

毎日自分が食べていける売上げを上げている個人経営者には、
その不況の波というのは大きな影響を受けない。

大手は大きな資本を動かしているからこそ、
この大波の影響をドド〜〜ンと受けてしまう。

今だからこそ全体を見ながらゆ〜っくりやっていくことの大切さを、
この冬でお勉強したわけです。

だからKUMINSOULもこの冬、ウマい新しいご飯をジワジワ考えて来ました。
そしてこの春の新メニューの一つに「カレーうどん」が登場します。
これまでフェスでも何度かテストして来た商品です。

とりあえず製麺所との試行錯誤で、ようやく麺は決まったので、
あとはスープの詰めだけです。
スープはもうちょい試行錯誤させてください。
冬のイメージじゃなくて年間を通して食べたくなるカレーうどんを、
舌と頭でちょいちょい考案中です!

ではまた!

8年前のスプーン

8年前、釣り雑誌専門の出版社を退社する際、
ボクはお世話になった関係者の方にちょっとした贈り物をしていました。

「いつかお店を持ったらこのマイスプーンを持って食べにきてください」

そういって、スプーンをプレゼントしていました。

そして当時アートディレクションを担当していたデザイナーさんが、
奥様と一緒に御来店。

数年ぶりの再会に胸躍ると同時に、
鞄から取り出したモノも見て更に感激してしまった。

袋から開けていないそのスプーンをずっと大事にとっておいたと・・・・。

あまりにも焦りすぎて先を見ることしか考えてこなかった8年間。
今またこうしてお店を持ったという証明を、目の前のスプーンが教えてくれました。
地に足をつけるということ。
ゆっくりでも、空回りでも、まじめに続けられるかどうかが鍵だということ。

意味のあることをしていると、必ず意味のあるカタチで帰ってくる。

思えば釣りの話は殆どせずに、昔話や経営の話に花を咲かせた2時間。

とても熱く厚い時間でした。

ありがとうございました!

感謝!


いい刺激

残念だったけど、日本中が熱くなった上村愛子さんの健闘!

http://blog.excite.co.jp/aikouemura/

自身のブログでは、
トップを目指している人間のやりきった素直な気持ちが書かれていて、
諦めないことと、諦めることから始まる違う世界を感じ取れる。


難題のない人生は『無難な人生』
難題のある人生は『有り難い人生』

どんな状況でもプラス思考は絶対に大切ですね。

忙しいと目の前にある幸せを見落としてしまいがち。
今生きているという根本的な部分に感謝できていれば、
自分を見失うことなく、幸福感をいつも保つことができる。
なかなかそこを意識し続けるのも難しいけど、
極限のストレス社会に圧迫されがちな現代人は、
みんなそこを忘れてしまっていることが多い。

そして感謝。

彼女のブログにはその大切な部分がたくさん詰まっていた。

そこを読み取るとまた、いい刺激をもらえる。

いつかKUMINSOULのカレーを食べて頂きたくw。

結果が全てではないことを、ちゃんと教えてくれたいい時間でした。

ありがとう!

ここ最近

最近とにかく面白い。
自分の欲するアンテナを立てると、
ちゃんとそれに同調した人がお店に来てくれるw。

そういうことを現実的に理解して、
常に良いマインドでいられることに幸せを感じる。

何事に関しても、イメージがとにかく大事。

さて日曜日の到来。

休みは休み。
仕事は仕事。

休みの日は肉体と脳の休息をしっかりとるのが,今年からの課題。
脳を休めないといろいろズレてくるから注意です。
それもこれまでの経験で、身をもって体験しました。

というわけで、休日を楽しみま〜〜〜す!

今日は旧正月でいう「元旦」です。

とても良い一日になりそう。

そう思うことも大事です。

不動通り商店街

ボクのお店がある渋谷区本町の不動通り商店街。

渋谷区といえども、駅は京王新線の初台や幡ヶ谷が最寄り駅。

雰囲気は完全に「下町」だ。

戸越銀座商店街のような,明るくて常に人が行き来していて、
ワイワイしているといいたいところだが、そういう感じではない。

下町的な雰囲気があるおかげで、
毎日の営業の中で、片手鍋を持って来てくれる主婦もいる。

「チキンカレー3人前。ルーだけ頂戴」

ひと昔の「お豆腐屋さん」に入れ物を持って行くスタイルだが、
忙しい主婦のみなさんのちょっとしたサポートができているし、
ゴミも出ないからこの形態は素敵だ。

完全地域密着型な店舗運営は、
毎日のお客様とのコミュニケーションが大事。

夕方はこの商店街に活気はあるのだが、
残念ながらシャッターが閉まった店舗も数多い。

店舗兼自宅型のお店が多く、高齢化と跡継ぎ問題もあってか、
常に活気があるとは言い切れないこの商店街。


なんとか盛り上げたいところなんだけど、
ボクだけが頑張ってもラチがあかない。

というわけで、「この商店街を使って何かできないか?」を1月からずっと考えて来た。

その話を仲のいいお店の3代目に話したら、いろいろとアイデアが出て来ました。

行政にもうまくかけ合う話にまでなって来て、
来週からの展開が楽しみになって来ました。


誰かが動かないと何も変わらない。

誰かが動けば何かが変わる。

というわけで、自分がその誰かになってみようと動いています。

できることから、ジワジワと。

明確な着地点をもって。

本年もよろしくお願いします!

昨年11月21日にオープンして以来、
たくさんのお客様にご愛顧頂いておりますことに、
厚く御礼申し上げます。
ありがとうございます。

走り続けてきた8年間で、ようやくスタートラインに立てました。
今年は今までのお勉強を土台に、
更なるステップに向けてのウオーミングアップ。

デフレで価格破壊。
激安を売りにしてきたお店が、
今年に入って傾きかけたり、横になったり。
一体、どこが適正価格の基準なのかも掴めない世の中。

だからこそ「美味しさで世の中を明るくできたら」
、という思いを込め、今日も玉葱を炒めております。


今年も熱い一年にしていきますので、
今後ともご愛顧の程、何卒よろしくお願い致します!

リニューアルオープン準備

お客様各位


日頃より当店をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
当店は店内でも召し上がって頂けるよう、
現在改装工事を行っております。

リニューアルオープンは、11月上旬を予定しております。

これまでと同様テイクアウトも御利用できます。

詳細は追ってご案内させて頂きますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。

店主

お取り寄せ

不況不況と言われておりますが、
近頃、「お取り寄せ」というものがまだまだ調子いいようですね。
デパートなどで地方の物産展をやれば、やっぱりそこそこ人が群がったり。

最近とにかく思うのは、
お金をどう使って生活していくかに、
去年より消費者は気を配っているなぁ、と。

何も考えずに使っていたお金を、ちょっと考えてから使うようになったり、
欲しいモノを少し我慢してみたり。

特にココ東京では「お金を使う」こと「消費」することで、
ある種のストレス発散をしたり、
満足感や安心感を得たり、
自分のステータスを維持したり・・・・。

人間関係を保つためにも、とにかく東京はお金がかかる。
「ちょっと友達とお茶をする」は「お金を使う」ということだったり。
何となく使ってしまっているお金を、なんとなく使わないでいるだけで、
お金はサイフの中にちゃんといてくれる。
なんとなく使っていると、すぐにお金はなくなる。

消費することに慣れ過ぎてしまった多くの日本人は、
逆に生産することへの情熱心を失っている部分もあったり。
何かをしたいと思ってもその術がわからないだけで、あきらめたり。

「とにかくあきらめがはやい」
その真逆で、
「飛びつくのも早い」


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お店を作ってからというもの、
なかなか自由な時間がなくなってしまったので、
世の中のお勉強で「ネットでお買い物」をチョロチョロやっている。
今回は、カレー会の文筆家である小野員裕さんが、
「鳥肌の立つカレー」という商品をリリースしたということで、
早速お取り寄せしてみました。

小野さんはボクが修行していた神保町「元祖櫓」にも、
良く足を運んで頂いていた。だから勝手に親近感満々で、
「あの小野さんがプロデュースしたカレー」というでオーダー。

既存のレトルトに比べれば、全く別もの。
鳥肌が立つか否かは、皆様の舌でお確かめくださいませ。
大変美味しく頂きました。

この「ネットで買う」という仕組みは、
まだまだ元気なマーケット。
どんな商売でもやり方一つで結果が分かれます。

顔が見えない相手に売るということは、
作り手の愛情を全部届けられないわけだから、
届いたときの感動だったり、
何かしらのサプライズを盛り込んで届けられると、
おもしろんじゃないかと、妄想を膨らませてみたり。
小野さんのパッケージのように、読む部分がたくさんあって、
デザイン的にも楽しめるような商品も面白い。

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こうして自分が動かなくても、普段行けない場所のご当地料理が食べられる。
交通費を考えたら、送料がかかってもお徳感モリモリ。

でもやっぱり、そこまで行って食べたい。
そこが本音。

食べ歩きの旅とか行きたいっすねぇ〜〜。

無理だけど・・・。


あえてSLOW START

毎日16時にシャッターと、木のドアを開けて営業を開始する。

とてもありがたいことに、連続4日ご来店なされたお客様や、
お鍋を持って来て「チキンカレー3人前で」というお客様などなど、
ボクがイメージしていた近隣の方々との気持ちのいい会話ができています。

これだけ情報スピードが速い時代。
あまり会っていないけど、
メールでなら会話をしている人が、自分も含めてたくさんいる。

でもリアルなコミュニケーションに欠けている人も多い・・・・・。
メールで100回の会話をするより、1回でリアルに会話するのでは、
後者が本当に大切だと、ボクは思っている。

リアルな繋がりを繋げていくには、
渋谷区本町という住宅密集地は、ボクにとって最適な立地。

「隣りにどんな人が住んでいるのかわからない」
それが当たり前の都心部。
だから、そんな環境の中で安心した生活を送るための手段のひとつとして、
近所に「自分を知っている人」をつくることは、
アリなんじゃないかと思っています。

カレー買わなくても通りすがりに、
「あ、いつもどうも」とか「こんばんは」と声をかけ合えられたら、
仕事としてとても気持ちがいい。

理想と現実ではなく、
目標と現実の開きを少しづつ狭めていくことを、
積み重ねていきたいと思っています。

最近、夕方になると近所に住む小学2年生と幼稚園年少の兄弟が、
毎日お店へ遊びにきてくれています。

その年齢そのままの質問もあるけれど、
たまに子供ながらの鋭い質問が飛んで来たりして、
「最近のこのぐらいの子供は、やっぱ進んでるなぁ」と、
オヤジ丸出しな感じで感心していたりw。

毎日スローなリズムで、コレから先の展開を練っています。

とにかく面白い玉手箱を作りたいです。

そのうちデザートもお目見えする予定。

乞うご期待!


テイクアウト専門店開店

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出版社を辞めてから4年間の修行、そしてKUMINSOULを始めて丸4年。
気がつけばもう8年も経っていました。
夢中で駆け抜けてきたけど、今もまだまだ夢中。
でもここで、この8年間の大きな区切りを迎えることとなりました。

3月27日(金)
KUMINSOULは、
渋谷区本町6丁目に、
テイクアウト専門店をオープン致しました。

外観、内装作業ともに極力自分たちで造り上げました。
素人仕事で細かな部分で気になる点もあるかとは思いますが、
目をつぶって頂ければ幸いです。

<営業時間>
16:00〜23:30(ノリで延長の場合あり)

<定休日>
日曜&祝日(但しイベントシーズン際には土曜休業の場合あり)

<所在地>
東京都渋谷区本町6-7-6安野ビル1階
(京王新線の初台駅徒歩約8分/幡ヶ谷駅徒歩約10分)
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=35.67921083&lon=139.68192083&sc=3&mode=map&pointer=on&home=on


不動通り商店街に唯一ある信号「児童センター前」信号直下です。
新宿からタクシーで1000円前後。

<容器持ち込みに関して>
カレーのルーとご飯を入れる容器をお持ち頂いたお客様には、
30円の割引をさせて頂きます。
また、ルーのみの販売も致します。
「友人を集めてカレーパーティーがしたい」なんていう時には、
お鍋の持ち込みも可能です(要予約)。
(※容器持ち込みの場合、一度こちらで洗浄と殺菌をさせて頂きます)。


イベントでしか食べられないという不便な部分を、
今後は16:00〜23:00(月~土)まで、
カバー致します(はぁと)。

皆様のご来店をココロよりお待ち致しております!


「うまい店」はどこにある?

飲食業界超飽和期。

情報誌を見ていても、街中で配られるビラでも、ネットでも、
新規オープンのお店の情報が手に入れられる。

一昔前は「おしゃれ」をキーワードにしたカフェがハヤった。
「癒し」や「隠れ家的」な風潮もウケた数年前。
「まったりできる」なんていうキーワードだけでは、
もう今のお客様の足は向かない。

日本人の生きているスピードが速いからなのか、飽きるのも本当に早い。


いわゆる「ハヤリ」に乗っかるやり方では時すでに遅しで、
先読みのチカラや仕掛けが必要な時代。
千里眼をみんな持っている訳ではないから、
毎年いろんな飲食店ができていろんな飲食店が消える。

何故消えるのか?
そこに本当に「おいしい!」という料理がすくないんじゃないのか?
なんでそんな確信的なことを忘れているのか?

高いお金を払えば、いい食材を使った料理が食べられる。
これは当たり前に「おいしい」。
では「安くておいしいもの」は、この日本にどれだけあるのだろうか?
リーズナブルでオーダーするものが全て「ふんぞり返る」くらい美味しいお店。
そんなお店があるなら行ってみたい。

こと東京においても、そういうお店ってあまりない。

だからボクが外食するときの動機づけは、
「どこどこのお店のアレが食べたいから行きたい」というスポットだ。

北大塚に台湾屋台料理を出しているお店がある。
ボクはそこの「揚げ豆腐」というメニューが大好きだ。
豆腐を油で揚げたいわゆる「厚揚げ」なんだけど、
何とも言えない香ばしさと、酸味のきいた醤油ダレと上の乗った刻みネギ。
何個でも口に入れられる。実に美味しい料理だ。
1品500円くらいで色んな料理をオーダーできるのだけれど、
どれも美味しい。

だから会計でお金を払う時に店員へ、
「ありがとうございました」と思わずこっちが言ってしまう。

テーブルサービスがバッチリなお店でもない。
欲しい時にお水をグラスに注いでくれるお店でもない。
だけどその「揚げ豆腐』が食べたいがために、
月に数回足を運んでしまう。

「うまい!」を柱にした飲食店がもっとあっていい。
ありふれたサービスにこだわっている飲食店は、
この際ホールサービスなんか一度忘れてしまえばいい。
キッチンの人間が自信満々で作る逸品を、
ホールの人間が「このメニューをオーダーして下さい!」と言って薦めて、
客側も「オーダーして良かった」と心から言えるサイクル。
ここで初めてお金を払う価値が生まれるような気がしてならない。

飲食店でのサービスは、美味しい料理があって成り立つ。
美味しい料理だけでもお客様を感動させられる。
さらにサービスがその満足度を完璧な「充実感」へ誘う。

「また遊びに来ますね!」

お客様がドアを出て行く時にそう言ってくれたら必ずまた来てくれる。

これが飲食業の醍醐味とやりがい。

お金と技術を持っている大手がもう一度初心に帰ったら、
もっと「いい店」が増えるのに。

「ミシュランガイド東京2008」に扱われることのない名店を、
ボクは食べ続けていきたい。

もちろん自分もそんな「味」を生み出し続けていたい。


新年

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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

写真は元旦@葉山

仕事と作業

「あいつは仕事ができて、あいつは仕事ができない」

どんな職場でもそんな話はあるんじゃないでしょうか?


大抵の場合、そういう時の「仕事」って「作業」を指す事が多い。
「仕事」は「作業」を含めて仕事であって、
作業が遅いからと言って「仕事ができない」とレッテルを貼るのは速すぎる。

例えばおいしい料理が作れるとか、デザインを任せると早く仕上げるとか、
書類を速く仕上げられるとか・・・・・・。
作業効率やクオリティーが高いのは「作業ができる」ということで、
「仕事ができる」と言い切ってしまうのも早いように思う。

何が言いたいかというと、
どんなに「作業の早さ」や「高い技術」を持っていても、
人とのコミュニケーションが高いか低いかが「仕事」のできるできないの基準になると、
ボクは思っているんです。これは飲食に限らず、どんな仕事でも言えるんじゃないかと。

例えば、作業効率が悪いという理由で、毎晩遅くまで残業をしている人がいるとする。
でもその人はお得意様や同じ会社の人間から慕われたり、可愛がられたりしていたら、
その人は「仕事ができる」とボクは判断してしまう。
残業費が嵩むのは、会社にとってマイナスだが、
その作業の遅い一人がつないでいるパイプこそが財産だと思える。

仕事の評価基準が「早さ」に重点を置きがちな世の中だけれども、
作業効率なんて計算してある程度予測や計画を立てることができる。
技術も練習の積み重ねで身に付ける事がもできる。

だけれども、人を引きつける存在感や優しさとかは、
今日明日の教育でどうこうなるものではない。
ボクが思う「デキル人」というのは、作業が早いのはもちろん、
人との距離の取り方や、自分の立場を考えた言葉を発することができる人。
完璧な人間なんていないし、完璧はつまらないとも思っている。


高級ブランドの製品を熟練した職人が心を込めて作っても、
売る人間に魅力がないと、その商品の価値が下がってしまうように感じる。
どんな素晴らしい商品でも、どんなに大きなプロジェクトに関わっていたとしても、
この「人との結びつき」という部分が成り立たないと「仕事」は丸く収まらない。

自分の周りの人間を過小評価して、己の地位を守ろうとする人も多い。
自分が努力をしないで周りを下げることは簡単だけれども、
大きなくくりで考えると、そういう人に進歩は少なかったりする。

「あの上司が馬鹿だから」とか、いい訳を言っちゃう人も、
人のせいにすることで何かしらの「安心感」を得ようとしてたりもする。
でも、それを繰り返していると、ただ勤続年数が長いだけの人になりかねない。
継続も素晴らしいけど、中身の濃さを基準に「仕事」をとらえたら、
リアルな「今の自分」に対する見方が変わってくる。


ネットが普及して情報のスピードが速くなって、
情報ばかり食べていって「情報肥満」になっても、
自分がインプットした物事を、シンプルにアウトプットできないと、
この先の未来はちょっと明るくは考えられない時もある。

それはメールやチャットでは自分の思っている事をちゃんと相手に伝えられても、
リアルな現場でそれができない人が多いと感じることが増えたから。

大切なのは、過去も今も未来も「リアルな直接的な会話」だと確信している。

ボクにはこれからお店を作って、会社を立ち上げる計画があるけれど、
この今の信念は、続けていく限り死守していきたいと思っている。
自分自身も「作業」が下手だし「仕事」もまだまだできていない。

だから毎日、ボクには課題がたんまりある。

ボクは90歳までは何としてでも生きたいと思っている。
あと60年もないけれど、5年、10年、20年・・・のスパンで人生計画を立てている。
仏様になるまでに一つ一つの課題を「宿題」と思って進めていきたい。

こちらもまた、できる範囲のことからコツコツと。

楽しみながら、やるっきゃないでしょ。

「きらり10代!」

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ボクも10代は「悩み」の缶詰でした。
色々悩むのも10代の仕事のようなもの。

5月6日(日)20:10〜。
NHKラジオ第1「きらり10代!」という番組内の、
「あこがれ仕事百科」というコーナーで移動販売のあれこれを話してきます。

将来のことについて悩む10代に向けての発言。
自分の中にインプットした様々な体験を、
言葉を選びながらアウトプットしてきます。

これを聴いたリスナーが、
ゴールデンウイーク明けの月曜日、
軽い足取りで玄関を出ていけるような、
そんなまとめができたらいいかなと。


http://www.nhk.or.jp/kirari10/index2.html

自分としても短い時間を楽しく過ごしてきたいと、
思ってます。

b*p vol.04

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小学館から発行されているアウトドア雑誌の老舗「BE-PAL」。
その増刊号のb*pvol.4にKUMINSOULが掲載されました。

http://www.bepal.net/temporary/0705bp/


今回のテーマは「仕事」。
旅やフェスなどを中心に特集を組んでいる同誌ですが、
遊びのエネルギーにもなる「仕事/働くこと」を本号で特集。


好きな仕事をやっているだけのボクですが、
ここまでに至る経緯がまとめて記事になっています。


自分の好きなことを見つけることもままならない方々も大勢いらっしゃいますが、
ボクもその一人だったわけで、なにも特別な部分はないんですね。
たくさんの迷いも経験してきました。

「できることからやる」というスタイルは、誰にでもできることだと思うので、
自分探しをしている人は、興味のあることにどんどん突っ込んでいくのがベターだと思います。
ベストだと言い切れないのは、いろんな考えがあって当然だし、
1+1=2というふうに、当てはめられることなんかあまりないですし。

この記事を読んだ方にとって、何かしらのスパイスになれたら、
ボクとしては大変にうれしいことです。

そして何かを決めたらそれは自分で決めたことですから、
誰のせいにも、誰を責めることもできない。
そうやって自分を自分で追い込んでエネルギーに変えていってもらいたいです。

追い込み過ぎは良くないですが、自分で自分に負荷をかける作業は、
ボクの一生やっていくことだと思っています。

もちろん「楽しくやっていく」という地盤も、
一生不変です。

人生一度きりですから、思いっきりやっていきたいですね。

旗揚げ

今年ももう3ヶ月が過ぎました。
1年間の1/4が経過したことになりますね。
とんでもなく早い速度で、
この数ヶ月を過ごしてきました。

KUMINSOULとしましては、
夏までに移動販売ではない商売のカタチを、
なんとか構築していくべく、
日々動いております。

話題の全く新しいスタイルというのは、
狙って創れるものではないと思っているんですが、
六本木ヒルズや東京ミッドタウンのように、
巨額なお金があればいろんな「仕掛け」が作れます。
報道が作る「話題」というキーワードも「仕掛け」の一つだと思っています。
上記は富裕層を満たすために、富裕層が作った場所。
庶民を満たすために庶民ができることは、
この先まだまだたくさんあると思っています。

ならば単純ですが、
お金のない小市民は、
お金がないなりに「頭」を使っていけばいい。
逆を言えば頭を使っていけば、
お金のかからない「仕掛け」を作れるのではないかと、
カレーを売って生計を立てている小市民はそう考えているわけです。

昨今の激流でもまれている人にとって、
オアシス的なサービスを「食」を通して提供し続けていければ、
KUMINSOULとしての本望です。

飽和状態の「飲食業界」は「おしゃれ」だとか「おいしい」だけでは、
先に進むことのできない壁にぶち当たっているのではないかと、
感じる今日この頃。
この業界に身を置きつつも、
かなり第3者的な目で冷静にこの流れを見つめてきたつもりです。

その問題の壁を乗り越えるのに必要なものは、
「温度」だと思っています。

「人の温かさ」「人の持つ個性」「そこにしかないもの」

KUMINSOULにしか出せない「温度」を、
少しずつ上昇させていこうと思っています。
できることからコツコツと。
その積み重ねしかありません。

幡ヶ谷で旗上げすることを計画中。

いましばらくお待ちくださいませ。

謹賀新年

お客様、関係者各位

昨年中は大変お世話になりました。

今年は更なるステップにチャレンジしていきます。

自分のできる範囲からコツコツと。

長く助走をとって遠くに飛べるよう、

今年も楽しんで行く所存です。

よろしくお願い致します!

タイミング

人との出会いであったり、
ものごとの流れであったり、
すべては「タイミング」であることは周知ですが、
やるべきときにそうできなかったりする失敗もまた、
タイミングですね。
坂本九さんも歌っていましたw。
「素敵なタイミング」

よく言われるのが、
「KUMINSOULさんはやりたいことができていて羨ましいですね」と。

恐縮ながら、羨ましいだなんて・・・・。
ただただ好きなことに向かっての通過点の今に過ぎなくて。
そういう自分もこの車を買うまでは、そういう人のひとりであったわけで。
それに自分なんかよりも尊敬できる人間は、
この世の中溢れているわけです。

転職したいとか、そういう話の相談も受けることもあります。
無責任に聞こえるかもしれませんが、
そういう時は決まって、
「やりたいと思うならやってしまえばいい」と言ってしまう自分がいます。
自分のやりたいことに、きちんとつじつまが合う生き方をして行くべきです。

この世の中、誰のために生きている訳ではなく、
すべて自分が選択して行動しているわけで、
会社やら家族やら自分を取り巻く環境のせいにし過ぎている人が、
多く目立つような気がしてなりません。

「あなたはいったい何がしたいのか?」

ストレス社会。

ストレスを作っているのは自分が原因だったりもする例も。
見方一つでストレスにもエネルギーにもなるわけです。
そこにも気づけなかったりする人が大勢いたりします。
様々なプレッシャーに押しつぶされそうな人もいます。

渦中にいると、自分を見失いがちな世の中ですが、
それに飲まれることなく核心を見つめて行く訓練が、
現代社会で生きて行くためのコツなのかもしれません。

バカな話かもしれませんが、
ボクはボクなりのやり方で、
この日本にスパイスを効かせたいと思っていますし、
そうできると信じ込んでいます。

いろんなタイミングの積み重ねで、
そう繋がって行くような仕事のループ。

接客業はルーティンワークのようで、生き物です。
同じ時なんて一度もありません。

今まで出会って来た人たちも、これから出会う人たちも、
いろんなタイミングでその関係に濃淡がつけられていくことでしょう。
自分の軸が揺らいだり、曲がったりすると、
タイミングも同じようにズレていってしまう。
いいタイミングは自分で引き寄せられるとも思っています。

だからこの先が楽しみでなりません。

「あなたは何がしたいのですか?」

ボクはおいしいカレーを作り続けて人を喜ばしつづけていきたい。

ただ、それだけ。

それが僕の幸せ。

グリセリン

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だんだんと、空気が乾燥してくる季節になってきましたね。

キッチンでの水仕事や、野外での営業などで、
どうしても肌がガサガサになってしまいます。
男だけども過度の手荒れや唇のゴワツキはきになりますw。

そこでお勧めしたいのは植物性「グリセリン」。
幼いときから我が家や、ばぁちゃんの家にはいつもこれがありました。
んで、グリグリと塗られていました。

化粧品やイチヂク浣腸にも使われている無害な物質w。
塗った直後は荒れている箇所がピリピリするときがありますが、
「効いてる感」だと思って頂ければ幸いw。
舐めてみると砂糖水のように甘いです。

寝る前に皮膚の気になる部分に塗り込みます。
そのまま寝たら翌日にはしっとりスベスベです。
スノボとかに持って行って塗っておくのもいいかもですね。
劇的な水分補給で、日焼けで奪われた水分も補えるはずです。

唇の割れや、風邪のときの鼻の下のヒリヒリ、
硬くなったかかとやヒザなんかにも、効果絶大です。
ぜひお試しあれ。

仕様の際はくれぐれも用量用法を守ってくださいませ。

購入はどこの薬局でも売っていますので、スタッフに聞いてみてください。
100mlあったらひと冬は十分越せますよ。

安いし最高!

イベントが終わる度に

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先日の渚音楽祭でKUMINSOULブースに足を運んで頂いた皆様、
本当にありがとうございました。

渚音楽祭は音のジャンルが幅広いこともあり、
これまで多ジャンルのイベントにカレー屋として参加してきた僕にとって、
一度にいろんな顔に会えるのが嬉しいイベントなんです。

HIPHOPもHOUSEもREGGAEもTRANCEもTECHNOもある。
言ってみれば長崎チャンポンなわけですが、
ああしてみんなが楽しそうにしている光景を見て、
僕もパワーをもらってるわけです。

今回の渚では1人で5種類のメニューを食べてくれた方もいました。
そういうのも、もちろん嬉しいわけで。

自分自身がイベントに遊びに行って、
もう一度食べたいと思った屋台ってなくって。

音楽イベントの脇役として出る屋台だとしても、
ちゃんと食べてくれた人たちの「記憶」に残るような、
味とサービスの安定をこれから先も追求して行きたいと思ってます。

その場だけで「おいしいね」ではなくて、
帰ってから「またあそこ食べたくない?」って言ってもらいたい。
記憶にしっかりとその味覚を残していきたいんです。

食べておいしくて気分がアガッて、またダンスフロアに戻っていって。
そういうサイクルにKUMINSOULが入っていてくれていたら、なお嬉しい。

まだまだこれから先も、「嬉しい」をこちらから提供し続けていきます。

楽しく仕事ができているのはみんなの御陰。

イベントが終わる度に、感謝の気持ちでいっぱいになります。

ありがとうございました。

いよいよ

今年も渚音楽祭「秋」がやってきましたね。

秋祭り的に遊びにきていただければ幸いです。

売り切れとかないよう十分仕込んで行きますので、

マイスプーン持ってきてねんw。

http://www.nagisamusicfestival.jp/

また充実

2ndimg.jpg


SPICE vol.7が無事に終了しました。
渋谷SUNDALAND CAFEに足を運んで頂いた皆様ありがとうございました。
今回ボクはゲストとしての立場でしたが、
一緒の会場にいるからには、
同じイベントに携わるからには、
いちスタッフでしかないと思っています。

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その空間をどう盛り上げていくか。


そういう意味でも、昨夜は素晴らしい時間を過ごせました。
みんな笑顔。それが答え。それが全て。

カリボンはじめ、SUNDALAND CAFEの皆様。
矢野君、BAKUさん。
ありがとうございました。
最高のホストでした。

「おもてなし」

この言葉の意味はずっしりと重たいですね。



たまには

ようやく8月の出店ラッシュが一段落。
試験的にいろんな戦略をちりばめることができて、
そういう意味での収穫も大きかったです。
ギュウギュウ詰めが続いたので、
意識的に何もしない時間を作ってみたりもしてます。

たまにはね。

今週末のメタモルフォーゼはお客さんとして遊びに行きます。
修善寺行く人結構いるんですかねぇ?
みんなでワイワイやりたいと思ってるんで、
見かけたら声かけて下さいね。

完全にオフなつもりで行っても、
出店している屋台はみんな知り合いだしw、
音&イベント関係者もわんさかで、
なんだか挨拶しっぱなしな自分が予想されますが・・・。
まぁ、楽しんで来ようと思ってます。

まもなく濃密だった30歳に別れを告げ、
今度は特濃な31歳に突入。
ミソイチの抱負はまたのちほど。

いろんな意味でわくわくします。


いざ出陣!

まもなく長野県白馬へ出発。
ほとんど富山ですから、本気で遠い・・・。
普通車で5時間くらいならボクの車で7時間は間違いない。
軽自動車の直角シートは腰にくるので長距離キツいですw。
しかもベタ踏みでも70km/hは、コレまたぐったり。

今回は長野県下一円の営業許可をゲットするべく、
イベントの2日前に前乗りなのも初めて。

初日の今日はゆっくり温泉でも行って、
明日の前日から仕事しますw。

ではではS.O.Sの状況はまた来週。

いってきま〜す。

アガル夏

HIPHOP、HOUSE、TRANCE、TECHNO、REGGAE・・・・・・・。
音のジャンル問わずいろんな現場に行っていますが、
ボクとしてはカレーを食べてくれたお客様が、
「じゃあ次は普段聞かないテクノのイベントに遊びに行ってみよう」
とか言って、活動範囲っていうか楽しみの幅が広げてくれたらと思うのですが、
なかなかどうしてそういうところまでスパイスを効かせていくのは難しいですね。

もちろん普段は音を浴びに行くこともしないお客様が、
「今度どこそこの箱に行ってみよう」となってくれたりもしたら嬉しい。

無理矢理そうさせたいとは思わないけど、
なんかそんなきっかけがKUMINSOULだったら喜ばしくて。

異文化交流。

いろんな世界をたくさん見て、チャンポンのようにぐちゃぐちゃにしてみたり、
今までの自分をぶっ壊してみたりして、その結果に新しい自分と出会えたり。

ナン歳になってもそれはできると思うんです。
何かに息詰まった時は、壊れてみるのもいいw。

夏、アゲていきましょか。

既にボクはアガってますよw。
大親友の子供が今月生まれます。

みんな前へ。

ボクも前へ。

KUMINSOUL

ポカリスウェット

もう結構ヤバくなってきてますが、
ランチ時の車内温度が半端ないっす!!

KUMINSOUL号の天井はステンレス板一枚なんで、
灼熱の日差しが当たると触れないくらい熱くなるんです。
すなわち車内温度も常識外。

もうスポーツドリンクが手放せません。

滝のような汗を見て「俺の血液、きっと老廃物しみ流れて綺麗なんだろうな」、
なんて思うしかポジティブになる要素がないですw。

脱水症状と熱中症だけは気をつけます。

ケバブ屋さんなんかホントお疲れさまですw。

移動販売の宿命ですね・・・・・。

目的

とあるオフィス街でお弁当を売っているおじさんの話。
聞けばランチタイムの場所取り合戦で、
カレー屋さん同士が言い合いをして殴り合いの喧嘩もしていた、とか・・・。

これ聞いて思いました。

何のためにそこに来ているのかを当人同士が考えて欲しいと。
例え同じカレー屋さんが並ぶことになったとしても、
それぞれ自分たちのカラーで勝負すればいいのに。
きっとそこにきたお客様はカレー屋が二軒あったらどっちを買おうか悩むし、
「今週はこっちで、来週はあっち」なんて楽しさも売ることができると思うのに。
うまくやれば盛り上げることだってできるのに・・・・。
相乗効果が期待できるじゃない?

目的意識が薄いのか、売り上げが下がるとかで揉めているのか。

いずれにせよ、悲しいお話。

切なくなりますね、こういうのって。

しかもみんなの公道なのに。

本末転倒ですw。


夏フェスシーズンに突入!

4月の渚音楽祭にはじまり、
もう各地で野外フェスが開催されてますね。
7月からはKUMINSOULの出店も慌ただしくなります。
現場で仕込むことができないボクのカレー。
真夏の3日間のイベントではクオリティー死守のための計算が大変。
完全に凍らせてしまうことなくシャーベット状を3日めまで維持させるには、
この世にドライアイスなくてはできません。
固定店舗ならば体験することのない経験を、いまのうちに味わっておこうと思います。
また、7月中旬に行われるap bank fes 2006では、初の全食材オーガニックに挑みます。
自然と体にやさしい味をお楽しみください。

カレーが食べられない人

寿司、ラーメンと並んで、国民食と言っても過言ではない「カレー」。
小さな頃から各家庭で食べてきた「お母さんの味」といえば「カレー」。

だけど、たまにいるんです「カレーが食べられないんです」というお客様が。
どうして食べられないのかを聞くと、
「辛いものが食べられない」といった理由ではないのが殆ど。
詳しく聞くと「カレー粉のニオイが嫌い」とか
「粉っぽいのがダメ」とかが大半なんだけど、
ボクのカレーを一口食べさせると「あっ、これなら食べられる!」って言ってくれる。
単純にそういうときって凄く嬉しい。

ボクはいわゆる「カレー好き」とか「カレーマニア」な類ではなく、
美味しいものが好きなんです。
小麦粉を使ういわゆる欧風カレーや、ココナツの入ったタイカレーは、
申し訳ないけど好んでは食べない。
なんていうか、「甘くて温かい」っていうのが苦手で、
唯一食わず嫌いなのが「酢豚」だったりする。
酢豚に関して言えば「甘くて温かい」に「酸味」がプラスされるわけだけど、
どうも良くわからないんです、その美味しさが(笑)。
自分で酢豚を作ってみようとしたことも、振り返ったらなかったな。

話が脇道にそれてしまったけど、
カレーが食べられないという人にもっと喜んでもらいたい。
ケータリングというスタイルでやっていると、
固定店舗では拾えないお客様を拾うことができる。
もちろん固定店舗じゃないと出会えない人達もたくさんいるわけで、
早く腰を落ち着かせられるように、日々一杯一杯サーヴを繰り返す。
積み重ねることの大切さが、だんだんと分かってきました。

折角暖かくなってきたかと思ったら、早くも梅雨入りしそうな日本列島。
ボクは夏男だから、早く梅雨なんてどっかに行ってもらいたい。

そしたらボクの季節がやって来るから。

歴史

南青山に昔からやってる無国籍料理の24時間レストランがある。

深夜にちゃんとご飯が食べたいとき、よくふらりと立ち寄るお店です。
ベルコモンズを背にキラー通りを西麻布方面に行った右側にあるんですが、
最近ちょっとリニューアルしたというので足を運んでみました。

メニューもいろいろ変わっていたけど
食べてみて「これはこれだな」と、
そのお店らしさがちゃんとあったから納得ができた。

そしてその日、たまたまホールにボク以外の人間がいなくなった瞬間があって、
そのときにゆっくりと店内を見渡してみたんです。
ふと、人の出入りする様子を想像してみました。
そのとき見えたんですね。
食べ終えて帰る人と、新しく入ってきた人の入れ替わり・・・、
楽しそうにテーブルの料理を食べる人・・・・、
アルコールが入って喧嘩している人・・・・、
一人で食べている人・・・などが。

それを思うとボクの座っているこのテーブルと椅子は
いったいどのくらいの人と出会ってきたんだろう?
座る、選ぶ、飲む食べる、喋る、帰る・・・。
この椅子とテーブルが経験してきたループは、
とんでもなくディープだなって、思ったんです。

とても当たり前なことを話しているんわけなんですが、
その「時の刻み」って凄いな・・・・と鳥肌が立ちました。

積み重ねが歴史になってるんですね。

お金じゃ買えないものってたくさんありますが、
お金じゃ買えないものこそ大切にしなくてはなりません。

長年愛されているお店には、必ず何かがあります。
その「何か」がわかると、食べる楽しみを超えた面白さも味わえます。
美味しいだけじゃない満足感。

ボクもそんなお店をやっていきたいです。
そして歴史も自分で作っていきたいですね。

楽しみながら。

渚の現場裏話

さてさて、
渚音楽祭が4/16に終了いたしましたが、
1万8000人前後の集客があったんだって。
「今年もいよいよ野外が始まった〜」
ボクの仕事もボチボチ忙しくなってきました。

ご来店頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

だいたいこの規模のイベントになると、
1000食前後のカレーを用意することになるんです。
一人でタマネギ100kgの仕込みも、もはや慣れっこ。
でも問題は現場でのご飯の供給なんです。

現場では水を無駄に使うことができないので、
ボクらのような商売では無洗米を使うことになるわけです。
普通米よりも美味しくないんですが、
環境的に妥協しなければならない状況も多々あります。

しかもガス炊飯器で連続して炊かないと供給が間に合わなくなるんだけど、
ここに無洗米ゆえの落とし穴が隠されているんです。

普通米と違い、無洗米は機械でヌカの部分を取り除いているけど、
実際に水に浸すとかなり白く濁るんです。
洗わなくていいといえども、かなり気になる白さ。
いわゆるデンプン類の粉がモワ〜と出るわけなんですが、
そのまま炊くと粉が下に沈殿して、
上にある米達よりも早く熱せられてしまう。

ガス炊飯器の場合、
釜底に接している「ヘソ」のスイッチ部分が、
133度でガスの供給をストップする仕組みになっているのが殆ど。
しかし無洗米特有の粉が釜底で幕を張って、
普通米よりも早く133度に達してスイッチが上がってしまうことがある。

当然ご飯は炊き上がる前にスイッチが上がってしまっているので、
火が通りきらずに芯の残った固〜いご飯になることがあるわけです。

これがもし、お客様の並ぶドピークに起きると、
ご飯切れの札を出してお断りをしなくちゃならない。
せっかく食べたいと言ってくれているお客様を、
炊きあがるまでお待たせするなんて、こっちもツライ。

だからこんなトラブルを防ぐには、
炊飯器のスイッチを氷などで急冷することと、
無洗米でも白い粉を一度は洗い流すしかないわけです。
米を入れて一定量の水を入れるだけじゃ事故が起きる。

カレーの温めの供給とご飯の連続炊き。
ビッグイベントの裏側はまさに戦場。

どんなアクシデントが起きても、
どんなに忙しくても、
笑顔だけはいつも同じでありたいものですw。

「いらっしゃいませ!」と言わずに、
ボクが「いらっしゃいましぃ〜〜〜」なんて言ってたら、
多分裏でなにかトラブっているときですw。

にんにん。

つながり

一周年を迎えたKUMINSOULですが、
相変わらず仕込みから販売までを私一人でこなしております。

でもちゃんと周りにはボクを支えてくれる仲間がたくさんいます。
カレー屋での修行を終えて、次に入ったのが表参道にあるカフェのロータスでした。
時期的にはカフェブーム絶頂期を越え、
ブームに乗って産まれたカフェが少しずつなくなり始めていたときだったな。

なんでロータスだったかっていうと、
ブームの火付け役となった店がその後どんな動きをするのかが知りたかったから。
もちろんカレー以外の料理の基礎を幅広く学ぶためというのが一番の理由だった。
でもねロータスに入ってそんな料理の知識よりも、もっと大切なものを手に入れられた。
それが人とのつながり。

どんなにキツい時でも、当時の仲間は今も見守って応援してくれている。
仕込みを手伝うとか、現場でサポートしてくれるとか、そういう直接的な応援じゃない。
そうじゃなくてね、みんな気持ちの部分で支えてくれている。
それが嬉しい。
そして、カレー屋を自分でやるという目標があったから、
あの頃からちゃんと見てくれていたんだと思う。

だからね、みんな自分のやりたいことにもっと貪欲になればいいのにって思うんです。
既にある群れや組織の中に身を置いてみたときに、
自分のポジション作りがうまくない人もいる。
やりたいことができる環境に入れたにもかかわらず、
自分の場所を作れないという理由で、
仕事が面白くなくなってしまったりも。

いやいや、そうじゃなくて。
自分の場所作りも仕事のうち。
やりたいことやれるんだから、
はじめだけちょっと我慢すればいい。

小さい頃。ボクは父親の転勤についていっていたいわゆる転校生だった。
知らない土地で友達を作ったりするには、ある程度自己主張が必要だった。
その土地の人間に認めてもらうために貪欲に自分をアピールした。

そんな経験が今の自分にもちゃんと生きているのかもしれない。
どんな人ともうまくやっていく自信がある。
逆に中途半端な関係は切ることもデキル。

春だからみんなの周りでも去ったり出会ったりが頻繁に起きるでしょ?
そんな今だから、みんなにももっと今を楽しんでもらいたい。
今自分の周りにいる人達を大切に。

なんて思ったりしてます。

以前、mixiでも書いた日記なのですが、初対面の方には未だに聞かれるので、
ここでもカレー屋になるきっかけのお話をアップしておきます。

思い起こせばもう5年以上も前の話。


道・その壱


大学4年後半から内定をもらった出版社でアルバイトとして働きはじめた。

編集の仕事は面白くて仕方がなかった。
自分で企画して自分で写真も撮ってと、
そのページに関してのすべてを自分でやることができる会社だったから、
本当に楽しかった。

ハードな仕事だから昼御飯も遅く、会社の近くですませることもしばしば。

そんな時、3日に一度は足を運んでいたのが会社の真ん前にあるカレー屋だった。

店主は気さくなバングラデシュ人で、日本語ペラペラで頭の回転早くて。
そんでもってとにかく優しくて。
その店は毎月TV、雑誌、新聞・・いろんなメディアが取材に来てて大盛況。
でも自分はそんなメディアのあおりはどうでもよくて、自分はただここの味が好きだった。
会社に連泊したりで体がおかしくなっても、ここのカレーを食べて元気をもらっていた。

ボクは小さな頃から家で料理を作って家族に食べさせるのが好きだった。

キユーピー3分間クッキングや、日曜のいいとも増刊号の後にやってた「海ごはん・山ごはん」はよく見ていた。
見たら食材とレシピをメモして買い物に行って。

自分の作った物を人に食べてもらうのが好きで、人の嬉しそうな顔を見るのが好きだった。

でも当時の自分にとって飲食の世界は無理だと決めつけていたし、
足を踏み込むきっかけがなかなか見つからなかった。
ましてや何料理がしたいのかも分からなかった。

雑誌作りの楽しさに満たされていた3年目の冬。
相変わらず体に鉛が流れているような感覚がとれなかった。
時計は午後四時を指していて、どこもランチタイムは終了。

立ち食いそばでも行こうかと思った時、
カレー屋裏口から出て来たバングラデシュ人に声をかけられた。

『お〜、久しぶり!顔色悪いじゃんかよ。飯喰ったのか?』
「いや、これから・・」
『入れば?いつも来てくれているんだから・・』
すでにランチが終了し、準備中になっていた店内へ入れてくれた。

『いつものチキンでいいでしょ?すぐ出すから 』

ボクがいつも食べているものは、向こうも当然分っている。
とりあえずカウンターに座り、ちらりとキッチンを覗いてみた。

するとそこには、
あり得ない量のタマネギが見た事のない大きさの鍋の中でグツグツと音を立てていて、
給食で使うような大きなシャモジで鍋底が焦げないようにたまに掻き回している。
違う鍋にはバカでかい肉の塊。
近くの皿にはこれから使うであろう色とりどりのスパイス。
キッチンの仕込みを見ていて、ボクは段々作りたい気持ちになってきた。

「なんかさ、カレーって奥が深そうで面白そうだね」
『えっ!?君は料理興味あるの?』
「あるよ、すごくね。でも趣味程度だけど」
『気分転換に今度手伝ってみる?編集で疲れたらカレー作れば?』
「・・・・・・・・・」
『もしさあ、もしもだよ。キミが本気でヤリタイっていうなら、
教えてあげるけど?厳しいけどね。あとは気持ちだね』
「・・・・・・・・・」
『君のコトはよく知ってるし。信用のある人だからね』
「・・・・・・・・・」
『まあ、ちょっと考えてみたら?』


その話をされた瞬間、鉛の血がすっと消えていくのがわかった。

いつものカレーを食べて会社に戻った。
デスクに座って原稿を書きはじめた。
でも全然集中できない。
頭の中は既にカレーのことでイッパイになっていた。

その弐へつづく

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超いらっしゃいませ!!!!!!!

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皆さん、超いらっしゃいませ!!!!!!!。
1周年記念にあわせて本日、KUMINSOUL WEBLOGS がオープンしました!
この MySoul のページでは、魂の語りを繰り広げます。
mixiにもこっそりいたりします。
このブログでは各種ケータリングのスケジュールや報告はもちろん、
コラム的な記事もバシバシ載せて行きますので、
今後ともお手柔らかに(笑)。